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シャッボ機(ボーイング747)の主翼に近い座席に座ったことがあるだろうか。「翼が邪魔で景色が見えない」などと嘆くことなかれ。そのときは、ぜひ、主翼に装備されている「フラップ」の動きをたっぷり楽しんでほしい。フラップとは「下げ翼」といい、主翼の前側と後ろ側についている可動式の部分で、それを曲げたり伸ばしたりすることで、揚力の大きさを調整するものである。フラップを曲げると翼のカーブの角度が大きくなり、揚力が増す。揚力は、機体を空中に浮かせるために欠かせない力だが、常に大きければ大きいほどよいというものではない。たとえば、離着陸のときは低速状態なので揚力が不足するが、上空を高速で飛んでいるときには、揚力が余ってしまうこともある。もっと揚力がほしいというとき、逆に揚力を少し減らしたいというとき、状況に応じて主翼の形に変化をもたせ、揚力を調整することができると、安定した飛行が可能になる。